REPORT活動レポート

カテゴリー: メッセージ

洪水から身を守るために・・。

7月3日からの豪雨で熊本県南部をはじめ九州各地域に大きな被害がでております。
そして、8日には豪雨の範囲がさらに拡大し、岐阜県、長野県にも同じく警戒レベル5が発令されました。
日常みなれている河川が濁流となり、車や大木を流し、家に道路に畑にとその爪痕を残しました。
生活も思い出も奪い、そして、「命」も奪いました。

この度の豪雨により亡くなられた方々に哀悼の意を表しますとともに、被災された皆さまに
心よりお見舞いを申し上げます。
また、救助、復旧作業に取り組まれている方々の安全を祈念申し上げます。

親戚の方やお知り合いの方の状況を気にされている方も多いかと思います。

雨は徐々におさまってきてはいるようですが、地面は多くの水分を含んでおり、地盤は脆弱になっています。
雨があがっても、まだまだ油断はなりません。

市民の憩い場ともなっている豊平川

さて、さかのぼること、昭和56年8月。札幌市近辺ではひと月に2度の大洪水を経験しています。
当時の観測史上最大の降雨量を記録し、石狩川流域で大洪水を引き起こしました。
その2週間後にさらに台風15号により、豪雨が再び発生。豊平川は濁流と化しました。
札幌市では死者1人、負傷者1人。
家屋全半壊13戸、床上浸水1,942戸、床下浸水14,613戸 田畑冠水4,214ha 河川被害209箇所、道路被害159箇所、
その他公共施設被害463箇所といった被害記録が残っています。

札幌市では「洪水ハザードマップ」を作成し、市民の皆さまに配布しています。
お手元にありますか。
学校、勤務先のまわりはどうですか。
市のHPには市内各区のハザードマップをダウンロードできるようになっています。
今一度、家族の皆さまとご一緒にご確認ください。

4月16日、
全国に緊急事態宣言が出されました。

北海道を含め感染者数が多い茨城、石川、岐阜、愛知、京都の6道県は、既に緊急事態宣言が出されていた
7都道府県と同程度に蔓延が進んでいるため、重点的に対策を進める
「特定警戒都道府県」に定められました。

全国の新型コロナウィルス感染者は、
16日累計で10,000人を超え、この9日間で倍増したとのことです。 (死者は204人、クルーズ船乗船者13名含む)

心配されていた医療崩壊は、もう現実のものとなってしまいました。

都内では感染の疑いがある患者の救急搬送先として、
およそ110か所の医療機関から受け入れを断られたケースもあったとのことです。
心筋梗塞や脳梗塞、大動脈破裂など他にも緊急手術が必要な疾患は搬送に時間がかかるほど
命を救える可能性が低くなってしまいます。
救える命が救えない、或いは命の選別が行われる危惧が高まっているとのことです。

今、私たちができること―、
こんな時だから一人一人が、自らの行動を深く考え変容させることが必要だということへの
ご理解とご協力をお願いいたします。

北海道・札幌市緊急共同宣言

4月12日に「緊急共同宣言」がだされました。
再度、小・中・高校が一斉休業となり、市内の公共施設も休館となりました。

事態はさらに進み、今、第二波がきていると言われています。
今一度、一人ひとりの自覚が問われています。

不要不急の外出は控えましょう。
「密閉」・「密集」・「密接」の3つの「密」がより濃厚な形で重なると
感染リスクが高まることも理解しましょう。

しかし、持病のある方で定期的な診療を控えている方はいらっしゃいませんか。
それは不要不急にはなりません。

そして、忘れてはいけないこと―、

医療に従事されている方々をはじめ、
私たちの生活を支えるため働いてくださっている全ての方々に
敬意と感謝の気持ちを持つこと。
お医者さん、看護師さん、ありがとう。 ヘルパーさん、ありがとう。
スーパーの店員さん、ありがとう。 ごみの収集、ありがとう。
配達の方、…その他、お一人お一人全ての方々にありがとう。
感謝と共にエールを送りましょう。
力をあわせて乗り越えてまいりましょう。