以前より、大型観光バスが大通公園沿い、市役所正面やテレビ塔周
辺また、狸小路界隈に数多く駐車しているのを見かけます。
乗降させる間のみの停車ではなく、長時間駐車しているケースが多い
ようです。 実際、市民からも苦情もでており、視界がきかないために出入りに支障をきたす、渋滞の原因となっている、また、長時間のアイドリンク状態での駐車による環境面でも憂慮されるところです。「観光都市 札幌」としては、緊急に検討しなければならない課題のひとつではないでしょうか
今回の決算特別委員会では、これらの現状を市がどのように認識しているのか、今後、どのようにしていくつもりなのかを質しました。
平成10年度より、一般社団法人北海道バス協会との共同事業として、バス待機場を札幌市では運営しています。 しかし、観光バスの路上駐停車がされていることは確認しており、今後は、実態調査を実施し、駐車時間、目的、利用客の国籍など実態把握につとめ、具体的な対応策を検討したいとの答弁がありました。
実は、観光業関係者の中には、雪が多い札幌だからこそ、地下に自走式の駐車場を作ってはとの声も聞かれます。やはり、莫大な経費が問題となるでしょうが、受益者負担も視野に入れるなどをして、打開策をもとめての「発想の転換」も必要ではないでしょうか。