REPORT活動レポート

月別アーカイブ: 2020年 4月

4月16日、
全国に緊急事態宣言が出されました。

北海道を含め感染者数が多い茨城、石川、岐阜、愛知、京都の6道県は、既に緊急事態宣言が出されていた
7都道府県と同程度に蔓延が進んでいるため、重点的に対策を進める
「特定警戒都道府県」に定められました。

全国の新型コロナウィルス感染者は、
16日累計で10,000人を超え、この9日間で倍増したとのことです。 (死者は204人、クルーズ船乗船者13名含む)

心配されていた医療崩壊は、もう現実のものとなってしまいました。

都内では感染の疑いがある患者の救急搬送先として、
およそ110か所の医療機関から受け入れを断られたケースもあったとのことです。
心筋梗塞や脳梗塞、大動脈破裂など他にも緊急手術が必要な疾患は搬送に時間がかかるほど
命を救える可能性が低くなってしまいます。
救える命が救えない、或いは命の選別が行われる危惧が高まっているとのことです。

今、私たちができること―、
こんな時だから一人一人が、自らの行動を深く考え変容させることが必要だということへの
ご理解とご協力をお願いいたします。

北海道・札幌市緊急共同宣言

4月12日に「緊急共同宣言」がだされました。
再度、小・中・高校が一斉休業となり、市内の公共施設も休館となりました。

事態はさらに進み、今、第二波がきていると言われています。
今一度、一人ひとりの自覚が問われています。

不要不急の外出は控えましょう。
「密閉」・「密集」・「密接」の3つの「密」がより濃厚な形で重なると
感染リスクが高まることも理解しましょう。

しかし、持病のある方で定期的な診療を控えている方はいらっしゃいませんか。
それは不要不急にはなりません。

そして、忘れてはいけないこと―、

医療に従事されている方々をはじめ、
私たちの生活を支えるため働いてくださっている全ての方々に
敬意と感謝の気持ちを持つこと。
お医者さん、看護師さん、ありがとう。 ヘルパーさん、ありがとう。
スーパーの店員さん、ありがとう。 ごみの収集、ありがとう。
配達の方、…その他、お一人お一人全ての方々にありがとう。
感謝と共にエールを送りましょう。
力をあわせて乗り越えてまいりましょう。

三つの「密」を避けましょう!

中国湖北省武漢市で発生したと見られる新型コロナウイルス感染症。
以前のHPで、「正しい情報を正しく理解を・・」とお伝えしました。
あれから1ヶ月。 残念ながら、4月9日現在、この感染症はさらに世界中に広まり、183カ国・地域に広がり、死者は8万8000人を上回ってしまいました。

毎日、24時間、インターネットやテレビのニュースで様々な情報や『声』が飛び交い、
何を信じてよいのかわからなくなっている方も多いかと思います。
そのような中で、一人ひとり、年齢、職業、家庭環境など置かれている状況は違えども、拡大を抑えるために、今、私たちができることはきわめてシンプル・・以下のことです。

「かからない」
  ・ 手洗い  ・ うがい 
  ・ 混雑した場所をさける。
  ・ 十分な栄養と睡眠をとる。

「うつさない」
  ・発熱など「風邪」のような
   症状がある時は外出しない。     
  ・ 咳エチケットを守る。

これらのほとんどは、日本社会の公衆衛生上の常識です。この常識にプラス・・外出するときは、密閉空間・密集場所・密接場面を避けましょう。
拡大を抑えることができるのは、私たち一人ひとりの行動次第です。