REPORT活動レポート

月別アーカイブ: 2013年 9月

平成25年度第3回定例市議会代表質問

9月25日は、第3回定例市議会の代表質問1日目でした。

わが会派自民党市民会議を代表して飯島議員(西区)が登壇しました。
代表質問項目の一つが、市長の肝いりで市議会に上程された「公契約条例」です。
経済界、業界団体からの反発が強く、審議継続となっていましたが、ついに9月19日の本会議において市長は異例の「条例案の取り下げ」をしマスコミも注目しているところです。
(今後は、修正して再提案の予定となりそうです。)

条例制定の前に入札・契約制度の改善を優先すべきであること、合理性に欠ける、憲法、民法、地方自治法、独占禁止法といった観点からの問題点については、私も以前の代表質問において指摘いたしました。
実際、ここの点が解決できずに廃案になった都市の事例もありました。

冬季オリンピック招致についてもとりあげました。
「具体的な考えを示してほしい」との再質問に対しては、その答弁で、来年度、調査費用を計上するとの方針を明確にしました。
北海道をけん引する札幌市の経済活性化の起爆剤として経済界にも期待されております。
また、子どもたちに夢と希望を与えるオリンピック。

その実現に向けて私たち会派は今後も意欲的に取り組んでまいります。定例市議会の内容は、インターネット中継(録画)でもご覧いただけます。
どうぞ、ご覧ください。

建設委員会・現地視察

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9月20日午後、札幌市議会建設委員会で、こばやし峠トンネル工事現場の視察に行ってきました。

現在進めている道道西野真駒内清田線(こばやし峠)道路整備事業では、トンネル工事に伴い搬出される土砂の一部に、土壌溶出量基準値を超える自然由来の重金属が含まれていることが確認されています。
この土砂については、その搬出先や保管先について、地元の方々から憂慮する意見がだされております。

掘削土砂取扱検討委員会において検討が重ねられた結果、適正処理指針【改訂版】が示され、本線トンネルから分岐させて掘削したトンネルに封じ込める(埋め戻す)ことになりました。
今回は、その分岐トンネル工事の進捗状況を視察してきました。

≪分岐トンネル≫
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保護マット(不織布)、遮水シート、保護マット…と重ね合わせ、地中に漏出することがないように施工されています。

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非常に硬い岩盤で、一回の発破作業で進む距離は僅か1.5mとのこと。

 
このこばやし峠は急勾配・急カーブの連続で、交通事故も多く、特に冬期間の危険性については大変憂慮されていただけに、1日も早いトンネルの完成を地元の方々も待ち望んでいたかと思います。

土砂の問題で完成が1年延期、13億円の費用追加とはなりましたが、環境面での安全性も確保され、事業が進んでいることを確認してきました。

よりそいホットライン

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【緊急報告】 ~シンポジウム参加報告~ 『育ちのシステムからしめ出される子どもたち ―子育て支援の現場から―』

「1億総中流」と言われた日本も今は昔…。
「格差社会」「貧困の連鎖」「子どもの貧困」と、育つ環境を選べない子どもたちにとって, 厳しい日本社会になっているのが現実です。

シンポジウムでは、劣悪な環境の中で育つ子どもたちの実態や、著しく養育能力が低いと言わざるを得ない親の問題、また、低収入で不安定な非正規雇用につきやすい就業構造の中で陥った貧困や、その連鎖から抜け出すことができにくい社会環境についてなど、データをもとに報告がありました。また、それら困難な子育ての現場に直面している方々がパネリストとなり、さまざまなお話をしてくださいました。

少しはわかっていたつもりでいましたが、現在の状況は更に厳しく、現実に起こっていることとは思いたくないようなお話もありました。
国や行政という社会的枠組みから考えることは、もちろん、必要ですが、大上段に構えることなく身近で普段着のままで関わっていくことの大切さ、声をかける勇気、繋がりを維持していく働きかけなど、小さい支援の形もあるのではとも考えました。

たとえば、その一つが、『よりそいホットライン』(24時間通話料無料)  
この分野で長く研究されている北大院生の市原さんからご紹介がありました。

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