REPORT活動レポート

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身近な地域遺産、地域の財産を大切に。

6月になり、公園での外遊びにはもってこいの季節になりました。
公園は、大人にとっても憩いの場です。
ですが、年数がたつと、やはり遊具なども傷んできますし、雪解け後には危険箇所が目立ち、ご要望の声があがってきます。
以前からご依頼いただいていた案件を含め進捗状況の確認と新規のご要望もあり、先日、豊平土木センターに行ってきましたので、一部をご報告いたします。

月寒地区「平和公園」
地域遺産ともいえる「忠魂碑」(忠霊塔)」に、「軍馬忠魂碑」そして、公園の門柱になっている石灯籠があります。
「忠魂碑」(忠霊塔)は、以前は危険な箇所があり、子どもたちが近づかないように黄色いロープが張り巡らされ立入禁止となっていました。2020年に道財務局により補修工事が行われ、今では、平和公園の歴史のシンボルとして再び、よみがえっています。

こちらが公園前にある石灯籠


現在は、ブルーシートにおおわれ、修理を待っています。
奥に「忠魂碑(忠霊塔)」が見えます。

また、「軍馬忠魂碑」も工事予定。
実は、台座にはかの有名な札幌軟石が使用されていますが、安全性を考えるともっと堅牢な台座にする必要があり、また碑が建立されている位置も敷地の観点から適正ではないようで、工事が進められる予定です。
(後ろに写っているピンクの壁は、公園に隣接している「美晴幼稚園」さんの建物です。)

この門柱の石灯籠と軍馬忠魂碑については、近々、入札予定で業者選定、そして、補修に使われる御影石は輸入品になるであろうことから工事はお盆明けになるとのこと。
また、平和公園の遊具にも破損が目立っているため、砂場も含め秋には更新予定です。

西岡地区 『トム公園』
芝生がはげていたり、東屋(あずまや)に向かう階段がひどく傷み、テーブルも何か重たいものをぶつけたのかへこんでいました。
破損状況がひどいため、危険性のあるものは優先的にということで、今月には対応してくださるそうです。