REPORT活動レポート

月別アーカイブ: 2022年 2月

代表質問~令和4年第1回定例会~

 現在、札幌市議会は令和4年第1回定例会が開かれています。
2月21日(月) 本会議にて代表質問にたちました。

 今冬の大雪は、社会経済活動、市民生活に大きな影響をもたらしています。
1月20日、自民党議員会は、市長に対して除排雪についての緊急要望をしましたが、当然の如く、一朝一夕に担い手となる除排雪業者、重機類が一気に増える訳ではなく(排雪の)ダンプトラックの不足も深刻です。
現在、雪堆積場は市の中心部にはなく、事業者の皆さんは燃料が高騰する中、非効率な除排雪作業を辛抱強くしてくださっています。
代表質問の中でも、強い使命感のもと昼夜を問わず懸命にご尽力をいただいていることへの感謝を申し上げました。

 今回の代表質問では、今冬の大雪をどうとらえたのか、
そして、今冬の大雪を踏まえて雪堆積場を市の中心部に再度設ける等、その拡充を提言いたしました。
 しかし、市長の答弁は、今冬の大雪が市民生活にとって危機ではなかったと認識しているかのようにとれる答弁であり、傍聴いただいた方からは後程、不足不満とのご指摘をいただいたところです。

代表質問をした21日、翌22日はまたまた大雪となり、JRはとまり、バス運行も遅れるどころか運休、また多くの学校は休校という事態になりました。
学校が休校になるということは、どれほどの大雪であったかを顕著に示す指標です。
ゴミ収集も完全に通常の状態には戻ってはいません。
大雪や台風などは自然がもたらすものであり、行政が手を出すことはできませんが、気候変動対策等を含め、市民生活に危機がもたらされると判断し、対応するのは行政です。

悲痛な声が各議員のもとに届いています。
中には、身勝手な声もあり、閉口することもありますが、多くの市民が抱えた今冬の問題です。

今冬の災害とも言える大雪を教訓に雪が融けても忘れることなく、雪堆積場の拡充も含め、行政へ実効性のある提言をして参ります。

その他の質問は以下に記載しております。
今回の代表質問については、令和4年春号の市政だよりで報告いたします。

【質問項目】
1.市長の政治姿勢について
 (1)今冬の大雪に対する対応と危機管理体制について
  ➀今冬の今冬の災害級の大雪に対する対応
  ➁大雪時における雪堆積場の確保
  ➂新たな危機管理体制
 (2)令和4年度財政運営について                
  ➀事業の再編・再構築と事務事業
  ➁経済対策
  ➂地元中小企業の経営の安定化に向けた取組
 (3)新たな都市づくりについて
  ➀まちづくり戦略ビジョン
  ➁スマートシティの推進
  ➂環境首都・札幌の脱炭素化への取組
  ➃「札幌の景観色70色」の活用など良好な景観形成に向けた取組
2.経済活性化について
 (1)産業振興ビジョンの改定について
 (2)札幌市北京事務所運営の評価と今後の海外展開支援について
3.子育て環境の整備拡充について
 (1)さっぽろ子ども未来プランの取組の推進について
 (2)子どもの貧困対策計画について
4.市立高校改革について
5.(仮称)札幌市町内会に関する条例について
6.消防団の充実強化について