REPORT活動レポート

カテゴリー: 活動報告

平成26年第1回定例市議会 代表質問

平成26年第1回定例市議会が2月14日に招集されました。
2月19日から21日にかけての3日間で各会派の代表質問が行われ、
その後、3月末まで予算委員会が予定されています。

今回のいわゆる予算議会において、代表質問の補充で演壇に立ちます。
この代表質問が、今任期中最後となるものです。
ぜひ、傍聴いただき、今の市政の動きとともに、私の市議としての歩みDSCF3554コピーも見ていただければと思います。

ご存知のように、ネット中継もされてはおりますが、
議会の臨場感は、やはり、本会議場でしか感じることができません。

☆平成26年2月21日(金) 14時~(予定)
☆札幌市役所18階本会議場

ぜひ、本会議場まで足をお運びください。
ご不明の点は小竹事務所へお問い合わせください。

質問は下記の内容で行う予定でおります。

1, 市長の政治姿勢について                                          DSCF0270           
・市有建築物のあり方について
公共施設の再構築に向けた基本理念について
民間施設の有効活用に対する考え方について
・エネルギー戦略について
市のエネルギー基本計画策定にあたっての考え方について
エネルギーの利用計画としての位置づけについて
・札幌コンテンツ特区の課題と今後のあり方について
事業を阻む課題と解決策
事業の継続性と組織のあり方について
・地域施策の充実について
地域活動を支える仕組みづくりについて                                      t02200293_0480064012508161315

2、路面電車事業とその活用によるまちづくりについて
・軌道事業の経営形態のあり方について
・路面電車による新しいまちづくりのための需要喚起策について

3、ウインタースポーツのジュニア選手強化・育成について
・選手育成の考え方について
・スポーツ選手育成のための企業支援と東京事務所の活用について

4、子ども関連施策について
・社会的養護体制の充実 について

5、福祉・医療関連施策について
・生活保護の不正受給実態把握について
・これまでの生活保護の就労支援対策の成果と今後の課題
・適正な生活保護のための専門部署の設置と分析について
・市立病院における治験のあり方と今後について

6、教育施策について
・札幌市教育振興基本計画における郷土や国を誇りと思う教育の推進について
・体力向上を目指した具体的取組みについて

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平成25年度 決算特別委員会 ≪カーリングの普及振興≫

dscn5428[1] 私が生まれ育った月寒に、全国初の通年型のカーリング場「どうぎんカーリングスタジアム」が完成してから、1年ほどがたちました。
地元の市議会議員として、私は、カーリング(場)の普及振興についてや、そのすそ野を広げるための子どもへの対応についてを質問し、追い続けてきました。

徐々に、無料体験会などでカーリングの楽しさを体感した方々も増えてきているようで、11月17日には、豊平区のキャラクターの名前をつけた「こりんとめーたん杯カーリング大会」も開催されます。また、日本代表となった北海道銀行フォルティスの選手は、練習できる環境(スタジアム)の存在が大きかったとの言葉をインタビューで残すなど、この短い時間の中で、カーリングという競技が、そして、施設が少しづつクローズアップされてきているように思います。
地下鉄駅の月寒中央駅には、ロゴや地元チームのフォルティウスの選手パネルが飾られるなど、カーリングが地域活性化にもつながってきています。

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この度の第3回定例市議会代表質問において、我が会派の飯島議員による「札幌冬季オリンピック、パラリンピックの誘致に向けて、具体的にどう取り組むのか」との再質問に対して、市長は、誘致についての調査費の予算の計上をすることを答弁しました。 しかしながら、これで、一気に誘致に向けて動ける状況が札幌の地にあるかというと、まだまだ課題は多いと思います。
そこで、決算特別委員会において、札幌冬季オリンピック パラリンピック開催誘致をみすえ
てのカーリング、さらには、ウインタースポーツ振興について質問いたしました。

 まずは、カーリングについてですが、昨年9月から今年8月までに、4,749名が
カーリング体験や技術指導を受けており、その内、523名が観光客向けの体験
会への参加者数との市からの報告があり、ある程度、カーリングに触れる機会を
提供できたのでないかと、市は考えており、私も、この点については一定の評価をしております。
しかし、子ども向けの事業としては、無料体験会にはこの1年で338名の参加にとどまり、さらに深く
技術などを学べる「教室」には、134名の受講にとどまっています。
市も、競技団体との連携協力など、環境づくりをいろいろと模索しているようです。
「子どもタイム」などを設け、その時間には、元オリンピック選手の指導が受けられるなどの内容
で、まずは、カーリングを身近なスポーツとして親しむ機会の創出を求めました。

 

ここに、スポーツ実施率についての調査資料があります。
札幌市のスポーツ実施率(成人が週1回スポーツをした割合)は平成15年30,7%、平成24年
にはその比率が41,2%と上昇しています。 しかしながら、これがウィンタースポーツに限定する
と、成人が年1回ウィンタースポーツをする割合が平成18年13,0%が、平成24年には11、7%と
減少しています。
これは冬季オリンピック パラリンピック開催地を目指す都市としては、さびしい数字であり、
誘致のためには盛り上がりが必要と考えます。

札幌市で育った子ども達が、選手として開催地札幌で躍動する… そんな夢を描く方も多い
のではないでしょうか。 次世代を担う子ども達についてはどうなのでしょうか。
現在の小学生は忙しく、また、冬になると屋内に閉じこもる札幌の子ども達が多いようです。
市でも、子ども達へのすそ野をひろげていくことが重要であると認識しており、アスリートによる
出前授業の実施など子どもを対象とした事業を実施しています。
「札幌市スポーツ推進計画」では冬季スポーツ国際大会誘致など世界のトップレベルを身近に
感じる、ウインタースポーツに親しむきっかけづくりにとりくんでいきたいとの答弁でした。

札幌で、2015年には世界女子カーリング大会が、2017年には冬季アジア大会が開催されます。
世界に会いにいきましょう。

平成25年度 決算特別委員会 ≪観光バスの駐車問題≫

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以前より、大型観光バスが大通公園沿い、市役所正面やテレビ塔周
辺また、狸小路界隈に数多く駐車しているのを見かけます。
乗降させる間のみの停車ではなく、長時間駐車しているケースが多い
ようです。 実際、市民からも苦情もでており、視界がきかないために出入りに支障をきたす、渋滞の原因となっている、また、長時間のアイドリンク状態での駐車による環境面でも憂慮されるところです。「観光都市 札幌」としては、緊急に検討しなければならない課題のひとつではないでしょうか

 

今回の決算特別委員会では、これらの現状を市がどのように認識しているのか、今後、どのようにしていくつもりなのかを質しました。

平成10年度より、一般社団法人北海道バス協会との共同事業として、バス待機場を札幌市では運営しています。 しかし、観光バスの路上駐停車がされていることは確認しており、今後は、実態調査を実施し、駐車時間、目的、利用客の国籍など実態把握につとめ、具体的な対応策を検討したいとの答弁がありました。

実は、観光業関係者の中には、雪が多い札幌だからこそ、地下に自走式の駐車場を作ってはとの声も聞かれます。やはり、莫大な経費が問題となるでしょうが、受益者負担も視野に入れるなどをして、打開策をもとめての「発想の転換」も必要ではないでしょうか。