REPORT活動レポート

カテゴリー: 活動報告

平成26年度 予算委員会 ~福祉のまち推進事業の活性化について~

札幌市社会福祉協議会の見守り活動イメージキャラクター「まもりん」

札幌市社会福祉協議会の見守り活動イメージキャラクター「まもりん」

「福祉のまち推進事業(通称福まち)」は、平成7年にスタートしてから19年が経過しました。

昨年、この事業をさらに強化するため、3区(西区・東区・清田区)の3地区を先行地区とし、『福まちパワーアップ事業』を行っていました。
そして、今年度、さらに7区7地区を選定し、すでに行われている地域と合わせて合計10区10地区で展開されようとしています。

委員会質問に先立ち、すでに行われている西区で状況聞き取りに伺いました。
この事業への期待は大きく、保健師さんへの相談件数もふえているとのこと。
しかしながら、その専門性を最大限にいかしてほしいとの希望も聞かれました。

委員会では、先行地区での取り組み状況やその成果や課題、今後の展開について質問しました。
市の方針や事業内容には「顔の見える関係づくり」「地域の力を引きだす」KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA
「地域の自主性を尊重」「地域課題の把握」といった文言がならんでいますが、そのためには、各地域に入り込んでいくことが必要です。
市がとらえる課題の中でも、「本来業務と関係の薄い事柄にも関わりが求められ…」と会議や行事に参加することを求めています。
しかしながら、保健師からの報告内容には、業務内容の多忙により、地域に入り込む時間がとれないとの反省点もでてきています。
市と地域、関係機関などの連携を深めるところに、この事業のポイントがあるのならば、市民サービスの大元である市のバックアップ体制が重要になるはずです。各地域の方々は、日々尽力されています。
負担感、やらされ感を背負わせることがないよう、連携の重要性を問い、市の考えを質しました。

☆(福まち推進事業とは)
住み慣れた地域で誰もが、いきいきと安心して暮らすことのできる社会を実現するため、地域のボランティア団体や住民の方々が参加して、高齢者の見守り、安否確認、また、子育て支援や交流事業などを行うもの。
実際、地域の実情に合わせて、各地域では様々な活動が行われています。市民、地域、行政がそれぞれの役割を担いながら、自助、共助、公助で推進していこうというものです。
☆(平成25年度パワーアップ事業の内容 )
区保健福祉部の活動推進担当係長と保健師2名での地域支援チームが、社会福祉協議会やまちづくりセンター、民生委員、児童委員、地域包括支援センター等 の関係機関とのネットワークを強化し、事業に取り組めるよう支援。

平成26年第1回定例会 代表質問

2月21日に今任期3度目の代表質問を終えました。                       DSC01232s
19日には会派を代表して、まず、よこやま峰子議員(北区)が登壇。
そのあと、21日に補充という形で、小竹が代表質問をいたしました。

今回は、札幌市策定中の「エネルギー基本計画」のあり方、市電の経営形態や需要喚起策、市長の考える市民自治と実態との違いやその認識について、教育、ウインタースポーツ選手育成の問題等を質しました。
現在は、引き続き、予算特別委員会が始まっておりますが、さらに、それぞれの課題について掘り下げてまいります。

市長の政治姿勢については、「市有建築物について」、「エネルギー問題」、「地域施策の充実について」の3点にしぼって質問いたしました。

つきさっぷ郷土資料館 (月寒東2条2丁目) ボランティアの方々により運営されている。

つきさっぷ郷土資料館
(月寒東2条2丁目)
ボランティアの方々により運営されている。

 特に、「地域施策」の部分では、市長のよく使う言葉である「市民自治」や「高ぶる市民力」などが、いかに、地域の現状とかけはなれているかを質しました。 ワールドカフェの実施やパブリックコメント等の手法は否定するものではありませんが、地域がかかえる「高齢化」や「後継者難」という現実から乖離したところで動いているようにしか思えません。
この危機的状況を把握し、抜本的対策を講じる必要性を問い続けてまいります。

 また、路面電車事業については、その経営のあり方等を質問いたしました。
札幌市は今後、少子高齢化、人口減少を踏まえた上での施策をしていかなければならないのは、明白なことです。 路面電車活用計画の中で、収支シュミレーションは平成27年度をピーク に料金収入が減少し続けることを前提に行っております。 その上でのループ化の実施などをするのですから、軌道事業の将来的持続性をどのように確保していこうとしているのか、利用促進策の具体的な組み立てについて質しました。
翌日の新聞報道で目にされた方も多いかと思いますが、黒字化への道のりは厳しく、また需要喚起策についても甚だ頼りないものであることが明らかになりました。         DSC01261

今回の代表質問、及び予算委員会での諸課題については、市民の皆さまに広くお伝えするため、ただいま、報告書となる市政だよりの 編集作業をしております。  出来上がりましたら、どうぞ、ご一読いただければと思います。

なお、予算委員会については、本会議同様、ネット中継もされておりますので、札幌市議会HPより、ぜひ、アクセスしてください。

(予定) 3月 4日 13:00~
      3月 7日 13:00~
      3月11日 10:00~
      3月13日  10:00~
      3月17日 13:00~
      3月19日 13:00~

平成26年第1回定例市議会 代表質問

平成26年第1回定例市議会が2月14日に招集されました。
2月19日から21日にかけての3日間で各会派の代表質問が行われ、
その後、3月末まで予算委員会が予定されています。

今回のいわゆる予算議会において、代表質問の補充で演壇に立ちます。
この代表質問が、今任期中最後となるものです。
ぜひ、傍聴いただき、今の市政の動きとともに、私の市議としての歩みDSCF3554コピーも見ていただければと思います。

ご存知のように、ネット中継もされてはおりますが、
議会の臨場感は、やはり、本会議場でしか感じることができません。

☆平成26年2月21日(金) 14時~(予定)
☆札幌市役所18階本会議場

ぜひ、本会議場まで足をお運びください。
ご不明の点は小竹事務所へお問い合わせください。

質問は下記の内容で行う予定でおります。

1, 市長の政治姿勢について                                          DSCF0270           
・市有建築物のあり方について
公共施設の再構築に向けた基本理念について
民間施設の有効活用に対する考え方について
・エネルギー戦略について
市のエネルギー基本計画策定にあたっての考え方について
エネルギーの利用計画としての位置づけについて
・札幌コンテンツ特区の課題と今後のあり方について
事業を阻む課題と解決策
事業の継続性と組織のあり方について
・地域施策の充実について
地域活動を支える仕組みづくりについて                                      t02200293_0480064012508161315

2、路面電車事業とその活用によるまちづくりについて
・軌道事業の経営形態のあり方について
・路面電車による新しいまちづくりのための需要喚起策について

3、ウインタースポーツのジュニア選手強化・育成について
・選手育成の考え方について
・スポーツ選手育成のための企業支援と東京事務所の活用について

4、子ども関連施策について
・社会的養護体制の充実 について

5、福祉・医療関連施策について
・生活保護の不正受給実態把握について
・これまでの生活保護の就労支援対策の成果と今後の課題
・適正な生活保護のための専門部署の設置と分析について
・市立病院における治験のあり方と今後について

6、教育施策について
・札幌市教育振興基本計画における郷土や国を誇りと思う教育の推進について
・体力向上を目指した具体的取組みについて

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