REPORT活動レポート

カテゴリー: 活動報告

平成25年度 決算特別委員会 ≪観光バスの駐車問題≫

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以前より、大型観光バスが大通公園沿い、市役所正面やテレビ塔周
辺また、狸小路界隈に数多く駐車しているのを見かけます。
乗降させる間のみの停車ではなく、長時間駐車しているケースが多い
ようです。 実際、市民からも苦情もでており、視界がきかないために出入りに支障をきたす、渋滞の原因となっている、また、長時間のアイドリンク状態での駐車による環境面でも憂慮されるところです。「観光都市 札幌」としては、緊急に検討しなければならない課題のひとつではないでしょうか

 

今回の決算特別委員会では、これらの現状を市がどのように認識しているのか、今後、どのようにしていくつもりなのかを質しました。

平成10年度より、一般社団法人北海道バス協会との共同事業として、バス待機場を札幌市では運営しています。 しかし、観光バスの路上駐停車がされていることは確認しており、今後は、実態調査を実施し、駐車時間、目的、利用客の国籍など実態把握につとめ、具体的な対応策を検討したいとの答弁がありました。

実は、観光業関係者の中には、雪が多い札幌だからこそ、地下に自走式の駐車場を作ってはとの声も聞かれます。やはり、莫大な経費が問題となるでしょうが、受益者負担も視野に入れるなどをして、打開策をもとめての「発想の転換」も必要ではないでしょうか。

平成25年度 決算特別委員会 ≪商店街振興≫

商店街は「地域コミュニティーの担い手」と言われています。
商店街のもつ機動力やこれまで蓄積されてきたノウハウを生かして、各地域で行われている夏祭りや様々なイベントが運営されています。
また、「見守りも含めた買い物支援」など生活全般を支援するサービスを実施している商店街もあります。

しかしながら、商店街は、高齢化や後継者不足を抱え、また、景気を実感できない商店も多く、さらには、来年4月の消費税率引き上げなど、その取り巻く環境は厳しさを増しており、多くの商店街の空き店舗が年々増加しています。
皆様のまちの商店街はいかがですか。

シャッターが下りたままの店舗が目立つようになると、商店街のにぎわいが減る、魅力を失くす、イメージ低下、当然のごとく集客力が落ちる、「負のスパイラル」となります。
店のシャッターが閉まることは、「地域コミュニティーの担い手」を失うことであり、まちづくりにも多くの負の影響をおよぼすことになるのです。

これらの状況をふまえ、札幌市では、2011年12月から空き店舗への出店者支援制度がスタート。
私は、この制度が有効に活用されるよう、代表質問や委員会質問で指摘し続けてきました。

今回の決算委員会では、商店街空き店舗活用事業【商業機能充実型】についてその平成24年度の実績とその課題について質しました。

予算で10件を予定していたところ5件の認可に終わっているとの答弁がありました。
その原因として、周知不足やシャッターを空けることのみが優先され、1階の店舗に限られるなど充分に活用されていない状況であること、また、出店希望者の立場に立ち要件を緩和して、より商店街活性化に資する事業であるべきと指摘しました。
これら商店街の制度が有効活用されること、また、組織力強化にむけて、札幌市商店街振興組合連合会が重要な役割を担っていること、そして、さらなる連携の重要性も、あわせて指摘しました。

平成25年度第3回定例市議会代表質問

9月25日は、第3回定例市議会の代表質問1日目でした。

わが会派自民党市民会議を代表して飯島議員(西区)が登壇しました。
代表質問項目の一つが、市長の肝いりで市議会に上程された「公契約条例」です。
経済界、業界団体からの反発が強く、審議継続となっていましたが、ついに9月19日の本会議において市長は異例の「条例案の取り下げ」をしマスコミも注目しているところです。
(今後は、修正して再提案の予定となりそうです。)

条例制定の前に入札・契約制度の改善を優先すべきであること、合理性に欠ける、憲法、民法、地方自治法、独占禁止法といった観点からの問題点については、私も以前の代表質問において指摘いたしました。
実際、ここの点が解決できずに廃案になった都市の事例もありました。

冬季オリンピック招致についてもとりあげました。
「具体的な考えを示してほしい」との再質問に対しては、その答弁で、来年度、調査費用を計上するとの方針を明確にしました。
北海道をけん引する札幌市の経済活性化の起爆剤として経済界にも期待されております。
また、子どもたちに夢と希望を与えるオリンピック。

その実現に向けて私たち会派は今後も意欲的に取り組んでまいります。定例市議会の内容は、インターネット中継(録画)でもご覧いただけます。
どうぞ、ご覧ください。