REPORT活動レポート

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札幌の景観色70色 

    先日、STV『札幌ふるさと再発見』のテレビ取材を受けました。
市議会議員としてではなく、『札幌の美しい景観を考える会』の代表幹事としてお話しさせていただきました。
テーマは「札幌らしい色に包まれて〜70色の景観色〜」

『札幌の景観色70色』とは、市民のみなさんの意見や、調査・研究により札幌市が選んだ70色で、四季が明瞭で自然と都市が共存した札幌らしさを色でイメージしたものです。
また、70色すべてが、風土イメージを想像できるオリジナルの札幌らしい色名とカラーストーリーを持っています。
景観色の詳細、カラーストーリなどは『札幌の美しい景観を考える会』のHPをご覧ください。

「馬鈴薯」・・・大通西7丁目のベンチ

大通西1丁目から西13丁目のベンチは、市民ボランティアの方々によって13色の景観色で塗装されました。
撮影場所となった西7丁目のベンチの色は「馬鈴薯」です。
3丁目は「蝦夷りす」、2丁目センターベンチは「蝦夷松」・・。

札幌もいわ山ロープウェイや日本生命札幌ビル(北3西4)、市立札幌病院、南19条橋などの橋でも70色の景観色は使われています。
HPではマップでご紹介していますので、どの色が使用されているのか、ごらんください。
一色一色に思いをこめた景観のための70色。
色によるまちづくりの試みは、日本で札幌だけです。

今回の番組を通じて「景観色」に親しみを持っていただき、より広まることで札幌の魅力向上、美しいまちづくりにつながることを期待しています。
放送は【札幌テレビ放送】8月28日(土)11時54分〜58分です。
見逃された方は、こちらからご覧になれます。

『札幌の景観色70色』について
・平成 9年(1997年) 札幌市都市景観基本計画が作成され、札幌の景観に必要な色彩の分析・検討が進められる。
・平成16年(2004年)「大規模建築物等色彩景観ガイドライン」として策定。
・平成19年(2007年) 札幌市都市景観条例が改正され、法に基づく大規模建築物等の届出・協議に移行。
大きな建物や橋などをつくるときには事前に札幌市と協議を行い、札幌の景観色70色をもとに構造物の色を検討する制度が始まりました。

札幌の景観色70色のカラーチャート

 

市議10年表彰

2011年3月11日 「東日本大震災」が発生。
その一か月後の4月10日の投票日に、9,555票をいただき、札幌市議会議員に初当選しました。
気がつけば、市議会議員として3期半ばー、初当選から10年という歳月が過ぎました。

そして先日、10年表彰をいただきました。
これは、全国市議会議長会からの表彰で、その伝達が7月8日、本会議終了後の議場で行われたものです。
当日は30年表彰の三上市議が代表して、札幌市議会細川議長より表彰を受けました。

左から 同期の北村市議(清田区)・小竹・伴市議(北区)

 

 

思い返せば、市議1年目には東日本大震災で多くの被害をうけた石巻市をはじめ被災地を視察。
平成28年には熊本地震、平成30年には、まだ記憶にあたらしい胆振東部地震が発生しました。
そして、昨年からの新型コロナウイルス感染症拡大により、今、市民生活に多くの支障がでています。
「市議会議員として10年 市政の振興に努められ・・」との文言が表彰状にありますが、
まだまだ、市政の課題は山積みで、さらに「努め」なければなりません。

人の生活には個人レベルではどうしようない難問の壁が立ちはだかることがあります。
市議として、「聞く、動く、つなげる」をモットーに、これからも動き続けてまいります。

経済観光委員会にて 「時短協力店への協力支援金」について質問

市長への意見書手交後の意見交換会にて。
左から同期の伴市議・小竹・右側2番目が北村市議

公立夜間中学「札幌市立星友館中学校」開校に向けて~説明会開催~

来年4月、北海道初の公立夜間中学が開校します。                       
校名は、「札幌市立星友館中学校」
今年 5月21日に召集された第5回臨時議会において、校名も正式に決定しました。

開校に先立ち、公立夜間中学を学ぶシンポジウムや入学希望者向けの説明会が下記日程で開催されます。
いずれも申し込みが必要です。
個別相談もできますので、ご利用ください。
詳細は市HP
電話でのお問い合わせは TEL011-211-3851
(札幌市教育委員会 夜間中学担当課)

【シンポジウム】~「夜間中学ってなあに?」~
・日時:8月21日(土曜日)13時30分~16時30分
・会場:アスティ45 16階 ACU-A大研修室(中央区北4条西5丁目)
・参加料無料:先着90名(興味がある方ならどなたでも参加できます)
*1990年から運営されてきた自主夜間中学「札幌遠友塾」の共同代表の
工藤慶一さんもパネルディスカッションに参加されます。
【入学対象者向け学校説明会】
・昼の部:9月26日(日曜日) 14時00分~15時00分
・夜の部:9月29日(水曜日) 18時00分~19時00分
・内 容:願書やパンフレットの配布。
必要な手続きや書類についての説明。
終了後は、個別相談や校舎見学も可能。

なお、札幌市以外の市町村に居住している方も入学できます。
「札幌市と連携する市町村」ということで、7月1日現在、以下の市町村名が公表されています。
???? 小樽市・岩見沢市・江別市・千歳市・恵庭市・北広島市・石狩市・当別町・新篠津村・南幌町・長沼町

今では、各会派から「公立夜間中学」に対する質問が飛び交うようになりましたが、
10年前、先輩議員の宗形雅俊先生(2018年ご逝去 享年63歳)が他党・他会派に働きかけ、調整や声掛けに奔走されていました。
その後、平成 28 年 12 月に「教育機会確保法」が成立。
文部科学省は、全政令指定都市及び全都道府県に最低1校の公立夜間中学の設置を目指し、
札幌市においても「学びのセーフティネット」の役割として、公立夜間中学の設置へと動いていきました。
自主夜間中学運営者など関係者の皆さまの長きにわたる熱意が、ついに、来年2022年 令和4年4月の開校へとつなげました。

今後も様々な課題がでてくることが想定されます。
関係者の皆さまとともに引き続き、取組んでまいります。