REPORT活動レポート

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緊急要望 大雪に伴う除排雪の対応について

1月20日、自民党札連(高木宏壽会長)と札幌市議会自由民主党議員会(山田一仁会長)は、秋元克広札幌市長に緊急申し入れを行いました。
1月11日から続いた「ゲリラ豪雪」とも呼ぶべき大雪・暴風雪は
市民生活に大打撃をあたえ、今なおその影響は続いています。
小竹も議員会政審会長として、緊急案件のため、要望内容の検討と申し入れに向けあわただしく動きました。

札幌管区気象台によると1月19日午前9時現在、降雪量220㎝、積雪量72㎝に達しており、昨年度に比べ累計降雪量65㎝、積雪量30㎝上回る状況となっています。

今回、市民生活を守るため、早急に取組等を強化し、これ以上市民生活に支障が生じないよう万全の対策を講じられるよう、次の5項目を要望しました。
1 公共交通の定時運行や自動車通行の円滑化を図るため、更なる運搬排雪に努めること。
2 市民生活を守るため、ごみ収集や緊急自動車の対応 が確保できるよう、生活道路の除雪について効果的な対策を講じること。
3 市民生活の安全を確保するため、特に独居高齢者等に対し、地域と連携し事故等を未然に防ぐ対策を講じること。
4 19日に始業式を迎えた小学校通学路の確保をはじめ学校周辺の除排雪作業を早急に進め、生徒・児童の通学の安全対策にあたること。
5 今後の除排雪事業に支障が生じないよう、今回負荷のかかっている事業者支援策等を踏まえ適切な補正予算等の措置及び国に対し特別交付税の財源措置を講じること。

来年度予算に向けた「政策提言書」を市長に手交

10月29日、山田議員会会長、伴幹事長とともに札幌市議会自由民主党議員会を代表して、
10分野159項目にわたる来年度予算に向けた「政策提言書」を、市長にお渡しいたしました。
(今期後半、私は会派三役となる政審会長を務めております。)

これまでも、市に対して将来にわたっての活力ある札幌市の発展と安全・安心なまちづくりに向けた積極的な市政執行の推進を求めて参りました。
合わせて、急速に進む超高齢化と人口減少社会の到来をふまえ、未来を担う子どもたちの健全な育成と持続可能な社会環境への早急な取組として、各種施策の充実も提言して参りましたが、ここに来て、昨年からの世界中を巻き込んだ新型コロナウイルス感染症の猛威。
日常生活をはじめ、幅広い分野に甚大な影響を及ぼし人々の行動変容をはじめ、世界の社会経済情勢が大きく変わってきており、その加速度はさらに増しています。
この急激な状況変化を的確にとらえ、危機感を持ちながらの対応を札幌市にさらに求めました。

感染症対策の充実はもちろんのこと、市民の健康と命を守る医療保健施策の充実。
経済活性化と雇用、特に女性の就労支援。
札幌市の経済を支えている観光の振興とその周辺の各種産業への支援。
子育てや教育の環境の整備と拡充。
札幌市のまちづくり、国際的スポーツ都市さっぽろの創造策、防災と雪対策、地域生活に即した福祉施策など、市民の生活、人生に直結する多肢にわたる内容が提言書に盛り込まれています。
これらすべては、感染症拡大により確立してきた新しい生活様式を踏まえ、今後も起こりうるその脅威に立ち向かる内容になっています。
行政サービスがより効率的に市民にいきわたるよう、市政執行と行政サービスの向上についても組み込みました。

また、小竹からは、
「コロナ下での高齢者への心身両面でのフレイル(衰え)対策について」。日頃から町内会の皆さま方と間近に接している中で感じるその重要性について話題を向けさせていただきました。                    

札幌市は、来年、令和4年2022年
市政施行100周年、
政令指定都市移行50周年

という大きな節目の年を迎えます。

「成長」から「成熟」へ。

次の世代に引き継ぐ「まちづくり」を進めるためにも、
これからも市政へのチェック、提言を続けてまいります。

あれから3年・・。

2018年(平成30年)9月6日、午前3時7分、胆振東部地震が発生しました。
布団から飛び出し、揺れに驚きながら、テレビをつけた方も多かったのではないでしょうか。
多くの皆さまが被災され、その後、想像もしていなかった「ブラックアウト」。
私たちは日常生活を取り戻すまで、かなりの時間を要しました。

あれから3年がたちました。
改めまして、お亡くなりになられた皆様には、謹んで哀悼の意を表しますとともに、
被害に遭われた皆様に心よりお見舞いを申し上げます。

3年前、避難所になっていた月寒小学校(私の母校)に、夜10時過ぎに様子を見に行きました。
月寒小学校の体育館で一夜を過ごす方が90人ほど。
また、携帯電話の充電を希望する方、大型テレビに見入る方・・・。
校長先生、教頭先生、用務員の方、豊平区役所職員が、早朝より受け入れ準備などで頑張っていました。ご自宅のことが気になりながらの職務だったと思います。
今でも、体育館のあの蒸し暑さを記憶しています。

実は、月寒小学校の旧正門がこの地震で倒壊の危機にさらされました。
(同窓会や地域の方々の熱意により、翌年11月に補修作業が完了しました)
当時の様子は小竹のブログをご覧ください。

また、ご近所の一人暮らしのご高齢の方を訪ねてみると、「なんもなんも大丈夫さぁ」と言いつつ、私の手をずっと握りしめていたSさん。
余震と停電が続く中、家族と過ごしていても不安になるのに、一人暮らしではなおさらです。

市内の広い範囲で震度5弱以上の強い揺れで、東区の一部では震度6。
1923年の統計開始以来の初めての数値で、だれもが経験したことがない規模の地震でした。
東区東15丁目屯田通では道路陥没により通行止めの期間が長く続いたり、清田区里塚地区では地盤沈下や道路の陥没により水道管から大量の水が流れ出るなど大きな被害がでました。

現在、札幌市のHP上には、“平成30年北海道胆振東部地震から3年~震災を忘れない~”という特設ページが開設されてます。

当時の地震の規模、被害状況の他、その後の復旧の状況、停電対策や耐震化等の市の取り組みなども紹介されています。
忘れてはならない記憶です。ぜひ、訪れてください。

いつどこで発生するかわからない災害。
さらに、現在は、新型コロナウイルス感染症のことも念頭におかないといけません。
各家庭で、もしも・・の時のことを話し合ってみてはいかがでしょうか。

使い古された言葉ですが、これほど的確に表現している言葉はないと思います。
「災害は忘れたころにやってくる」

札幌市防災アプリ(そなえ)   ダウンロードはこちらから。